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平成元年(1989)

1.昭和天皇崩御・奉悼遥拝式 (平成元年1月)

本所ホールで挙行された奉悼遥拝式
 ご病気中だった昭和天皇が昭和64年1月7日、崩御あそばされた。侍医団の懸命の治療にもかかわらず、また国民の願いも空しく崩御された昭和天皇のご逝去を悼み、御霊に哀悼のまことを捧げるため、9日本所は本所ホールで、奉悼遥拝式を挙行した。
 式には中部会頭はじめ、本所顧問の高田知事、本島市長(代理)らのほか、役職員120人が出席。全員で昭和天皇の御霊に黙祷を捧げ、東方遥拝を行なった後、中部会頭が昭和天皇のご遺徳をしのび、哀悼のまことを捧げる奉悼の辞を朗読した。続いて出席者は、昭和天皇の御真影に献花を行ない、御霊の安らからんことを深く祈念した。

2.長崎しにせ会創立30周年記念諏訪神社へしだれ桜を奉納 (平成元年4月)

諏訪神社で行なわれた奉納式典
 長崎市内の創業80年以上の老舗(しにせ)で組織している長崎しにせ会(川添清次会長)は、創立30周年を迎えたのを記念し、平成元年4月、諏訪神社にしだれ桜を奉納した。
 しにせ会は本所創立80周年の昭和34年に、寛永年間から明治にかけて長崎で創業された店が集まって結成され、相互交流などを重ねながら地場経済のリーダーシップをとっている。諏訪神社に奉納された「しだれ桜」奉納式典には、中部長次郎会頭はじめ関係者50人が出席、京都嵐山から取り寄せた樹令12年の『八重のしだれ桜』の前で神事を行ない、桜を囲む赤御影石にはめ込まれたしにせ会の会社名を刻んだ銅製銘板を除幕し、会員の商売繁盛を祈った。

3.女神大橋建設促進へ期成会設立 (平成元年5月)

 本所は長大橋建設促進の具体的取り組みとして、県経営者協会、経済同友会、長崎青年会議所の経済4団体とともに、平成元年5月、本所において女神大橋建設促進期成会を設立、調査、着工へ向けてスクラムを組むことになった。
 長崎市は、平地が少なく、坂や傾斜地が多いなど地理的特殊性から、市街地のふくそう、混雑が恒常的に発生。バイパス的機能を果たす対岸部への架橋(女神大橋)が強く要請されていた。これが実現すると、市内の産業基盤の整備、神の島地区の活性化、長崎港湾機能の拡充に寄与するところから、経済界も強力な支援体制で臨むことになった。
建設中の女神大橋を視察する本所役員
(平成14年)
 総会は、高田知事はじめ、初村県議会議長、本島市長、田川市議会議長らが出席、中部長次郎会頭が『女神大橋実現こそ本市発展のカギであり、このために各界総力を結集しよう』と発起人代表のあいさつをした。役員人事では、会長に堀太郎・長崎経済同友会代表幹事、副会長に宮崎晃・県経営者協会会長、松田皜一・長崎商工会議所副会頭を選任した。
 女神大橋は、長崎港口の女神地区と対岸の本鉢地区神崎鼻に架ける890メートルの橋長。陸上部は外環状線と国道202号線を結び、アクセス・本線を含んだ総延長は6, 970メートル。海面からの高さは67メートルで、大型の観光旅客船も航行可能。総事業費は290億円のプロジェクト。県は平成元年度予算に調査費を計上、実現のために港湾施設、道路の両面から検討していた。平成14年9月に着工され、平成17年12月に供用が開始された。

4.県産酒消費拡大に地酒まつりを開催 (平成元年8月)

 地酒の消費拡大を図るため、県商工会議所連合会は、平成元年8月、ホテルニュー長崎で、第1回地酒まつりを開き、県内産の清酒、焼酎などの積極的愛飲を呼びかけた。
県産酒の愛用を訴えて鏡開きを行なう中部会頭ら
 まつりには、高田知事、本島市長らはじめ、県内各会議所会頭、料飲関係者、生産、流通関係者ら350人が参加。主催者を代表し、中部会頭が『県産品の愛用促進は地域活性化の柱。中でも地酒は他県に比べ、県内消費が低いため、消費拡大に率先して地酒愛飲を目指したい』とあいさつ。毎熊県酒造組合理事長が生産者を代表して県産酒利用を訴えた。
 県内には27銘柄の地酒があったが、県内の総消費量に占める割合は35.0%と他県に比べ最も低く、本所の音頭で地酒まつりを通じ、消費拡大に力を入れたほか、会員企業の贈答用などにPRを図った。

5.創立110周年を祝う (平成元年10月)

 平成元年10月、本所創立110周年記念式典が本所ホールで行なわれ、長崎地域経済活性化の府として111年目のスタートを切った。
 式典で、『チャレンジする会議所』を目指す中部長次郎会頭は『当面の課題は平成崎旅博覧会を成功させ、地域経済への起爆剤とすること。これを機会に地域総合経済団体としての決意を新たに、長崎地域の経済活性化のため、行政、関係各団体と協調していきたい』と力強い抱負を述べた。高田知事らの祝辞、石川日商会頭のメッセージ披露の後、本所役員議員として25年間尽力した安達倉三副会頭ら6氏に、永年勤続役員議員として日本商工会議所から感謝状が伝達された。
 記念講演では、三菱重工業長崎造船所副所長の鈴木孝雄氏が、このほど同造船所で進水したばかりの豪華客船『クリスタル・ハーモニー号』(49,400総トン)をテーマに『クルーズライフとクリスタル・ハーモニー号』と題して、世界のクルージング時代到来に向けた同造船所の豪華客船建造戦略と、それに賭ける意気込みを披露した。
 記念事業として、本所は長崎市と共催で、企業、団体や個人所蔵家の協力で『わが郷土の秘蔵品展』を県立美術博物館で11月17日~同26日開催。最近10年間の本所の歩みを中心にした商工会議所110年史を刊行するほか、会員6,000を目指し一大増強運動を展開した。
本所で行なわれた創立110周年記念式典
県立美術館で開催した『わが郷土の秘蔵展』
長崎商工会議所
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